ホッフェンハイムに所属するDF町田浩樹(29)が8日、オンラインで取材に応じ、長期離脱中の思いや日本代表復帰への意気込みを語った。
昨年8月23日の開幕戦で左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負った。プロ2年目に右膝の同箇所をケガした経験があったため、ある程度想定はできたが、「ワールドカップ(W杯)や発表が近づくにつれて焦りや葛藤はありました」。
懸命のリハビリも、他の箇所の痛みなどもあり、順調には進まず、目標としていたFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会には間に合わなかった。「当時は選んでほしかったし、選ばれたら自分がチームを助けられるのにと思っていました」と本音を明かした。
今季の9月12日に行われた第3節シュツットガルト戦で復帰を果たした。「実際復帰して今の体の感じを思うと、呼ばれていてもチームの手助けはできなかったんじゃないかと感じています。それくらい長期離脱からパフォーマンスを戻すのは難しいなと実感しました」。今季もまだ万全ではないが、この代表活動期間をうまく活用できたという。
長期離脱中に支えとなったのはやはり家族の存在だった。ふさぎ込んでしまいがちだったが、「大丈夫」と励まされた。「そういう人のためにもまた代表に戻って活躍したいという気持ちが強く芽生えました」。
アジア最終予選を主軸として戦ったW杯北中米大会はテレビ越しに見た。「ピッチに立てていない自分の悔しさが一番大きかった」。その一方でともに戦った仲間の奮闘を見守った。
日本代表は11月にシンガポール遠征、来年1月にはアジア杯サウジアラビア大会が控えている。「やっぱり代表から離れて、国を背負って戦う誇り、素晴らしさは離れて改めて感じました。W杯で今まで戦ってきたメンバーがあれだけ素晴らしい戦いをしているのをみて、その場に戻りたいと強く感じた。今はアジア杯もそうですし、11月シリーズに向けてチームでしっかりアピールして戻れればなと思います」と力を込めた。