Rマドリードのモウリーニョ監督 判定に怒り頂点も、発言での処分恐れて会見拒否

レアル・マドリードのモウリーニョ監督(ロイター)

<スペインリーグ:レアル・マドリード1-0ビリャレアル>◇10日◇第8節◇サンティアゴ・ベルナベウ

レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)がビリャレアル後、判定に対する発言で処分を受けたくないため、会見を拒否したとスペイン紙マルカ電子版が11日に報じた。

Rマドリードは10日にホームで行われたスペインリーグ第8節でビリャレアルと対戦した。前半は拮抗した展開でゴールを奪えず、後半もその状況が続いたが、今季初のベンチスタートとなったビニシウスの投入で状況が一転する。これにより3人のポジションを動かしたことでプレーに流動性が生まれ、後半17分にバルベルデのスルーパスをペナルティーエリア内で受けたディオマンデが右足を振り抜き、待望の先制点を記録した。

さらに後半24分、左サイドを突破したベリンガムのマイナスのパスをビニシウスがゴール前で合わせてゴールネットを揺らすが、VARの確認でノーゴール。その理由は、その前のプレーで前線に駆け上がるビニシウスがサリバと交錯した際に髪を引っ張ったためであり、退場処分となった。それ以降、数的不利の厳しい状況に追い込まれるも最後まで失点を許さず、1−0で辛勝した。

ビリャレアルに僅差で勝利したRマドリードだったが、試合後、モウリーニョ監督が会見を拒否するという事態が発生する。通常はアウェーチームの監督が会見で話した後、ホームチームの監督が出席するが、この日はビリャレアルのイニゴ・ペレス監督が会見を終えた後、モウリーニョ監督は姿を見せなかった。

スペイン紙マルカによると、モウリーニョ監督は試合を通じてディアス・デ・メラ主審の判定に憤慨し、ビニシウスの退場で怒りが頂点に達したという。そのため、判定に対する発言が処分につながる事態を恐れ、コメントを控えることにしたとのことだ。「セビリア戦やバルセロナ戦でベンチに座りたいので話すつもりはない」と、クラシコをスタンド観戦せざるを得ない状況を回避したがっているという。

これにより、モウリーニョ監督が次にメディアの前で話すのは、14日にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2節ローマ(セリエA)戦の前日となった。(高橋智行通信員)

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