<UEFAヨーロッパリーグ:サンジロワーズ1-1Rソシエダード>◇15日(日本時間16日)◇1次リーグ第2節◇ベルギー・ルーベン
10月15日に行われた欧州リーグの1次リーグ第2節ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)戦で途中出場した日本代表MF久保建英(25)のポジション変更がうまくいかなかったと、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が16日に報じた。
久保は公式戦6試合ベンチスタートとなったユニオン・サンジロワーズ戦で、後半23分に途中出場した。同紙はマタラッツォ監督がその際に行った久保を定位置の右サイドではなくトップ下で起用するという新たな試みについて、「何の成果も得られなかった」と指摘した。
さらにこのポジション変更に関して、「昨季終盤から続く1対1の局面でプレーの精度を欠いているという明らかな問題に対し、選手をより守ることを目的としている」と分析。続けて、「そのポジションは彼にとって未知のものではない。日本代表では通常、センターフォワードの背後のインサイドでプレーしている」と慣れ親しんだものであることを強調した。
しかし、「ベルギーでの22分間のデータは、全く存在感がなく、試合の流れから孤立していることを如実に物語っている。ボールタッチはわずか12回、9本中8本のパスを成功させ、成功率は89%だった。その少ないパスのうち、敵陣でのパスはわずか3本で、真の脅威となるエリアに足を踏み入れられなかったことを明確に反映している」と指摘した。
続けて、「さらに悪いことに、かつて彼が違いを生み出していたプレーは前例のないものとなった。ドリブルは0回で、ボールロストは3回あり、足元を通ったボールの25%を相手に渡していた」と伝えた。
最後に、「マタラッツォ監督は不動の地位を失った主力選手を再び生かす方法を模索し続けている。サイドでの手詰まりになるのを避けるため、インサイドで彼を守ることは理にかなった選択肢のように思えるが、ルーベン(ユニオン・サンジロワーズ戦の舞台)でその薬は効果がなかった。久保は早急に牙を取り戻す必要がある」と締めくくった。(高橋智行通信員)