レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)がクラシコの前日、「完成形にはほど遠く、初期段階にある」とチームの現状を分析した。
Rマドリードは25日にアウェーで行われるスペインリーグ第10節で首位バルセロナと対戦する。負ければ勝ち点差が9に開く大一番の前日、モウリーニョ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
モウリーニョ監督はまず、今季最初のクラシコに向けて、「チームは良い流れに乗っており、良いプレーをしてゴールも決めている。しかし、過去の結果はクラシコに関係ないし、何の影響もない。全く別物だ」と見解を述べた。
十分な評価を受けていないと感じているかという質問に対しては、「Rマドリードはそういうものだと感じているが、これ以上のものは求めていない。選手たちが良いプレーをすれば称賛され、そうでなければ監督が批判される。それは世界中のほぼ全ての監督に当てはまる話であり、それが我々の人生だ。クラシコはシーズンに少なくとも2回ある。誰が監督であるかは関係ない。重要なのはクラシコが世界的な規模の試合だということだ。世界には他にも重要な試合はあるが、クラシコは唯一無二だ。世界が固唾(かたず)を飲むような試合だよ」と返答した。
バルセロナが直近のパリ・サンジェルマン戦で今季初敗北を喫したことについては、「1試合負けたからといって、バルサの精神状態や自信が変わることはないと思う。もし我々がライプツヒに1-4で負けていたとしても、私の気持ちは変わらなかっただろう」と影響がないことを強調した。
バルサが過大評価され、Rマドリードが過度に批判されていると思うかという質問に対しては、「1週間前、我々が大敗すると考えていた人々は今もそう思っているはずだ。バルサが称賛されても私には影響しないし、何の関係もない。正直に言うと、彼らは素晴らしいプレーを見せているので、称賛に値する瞬間もある」と言及。続けて、「我々は活動開始からまだ3カ月だ。完成形にはほど遠く初期段階にある。監督が選手たちを理解し、分析し、方向性を定めている段階であり、選手たちも監督を知り始めている最中だ。この状態のチームを、より長く活動しているチームと比較するのは公平ではないと思う」と答えた。
モウリーニョ監督はまた、バルセロナMFフェルミン・ロペスが、Rマドリードの審判批判にうんざりしている発言したことについては、「我々も次々と起こる他の問題にうんざりしているよ」と反論していた。(高橋智行通信員)