エムバペ「僕の発言は不適切なもの」中国国内で大問題に発展した毛沢東に関する発言を謝罪

キリアン・エムバペ(2022年12月撮影・パオロ ヌッチ)

レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(27)は27日、物議を醸した中国に関する発言について、「僕の発言は不適切なもの」と謝罪した。

エムバペは最近受けたインタビューでお気に入りのミームについて聞かれた際、「一番おかしかったのは中国の独裁者の顔に自分の顔を重ねたものだ。友人たちとの間でよく使っているよ」と冗談交じりで返答。これは中国建国の指導者、毛沢東の顔にエムバペの顔を合成した動画のことで、ネット上で拡散されていた。

これが中国国内で大問題に発展。中国外務省が「中国国民の感情を傷つける行為は、社会のあらゆる層から拒絶されるだろう」と非難すると、中国の国営テレビ局CCTVはスペインリーグおよびエムバペ関連の試合中継を中止し、同選手が起用されている広告や動画を全て削除した。騒動はこれにとどまらず、中国飲料大手の東鵬飲料と乳業大手の中国蒙牛乳業は提携関係を解消した。

エムバペはこの深刻な事態を受け、27日に自身のSNSを更新し、3カ国語(フランス語、中国語、英語)で謝罪した。

謝罪内容は以下の通り。

「最近のインタビューで僕が写っている画像に反応してしまいました。僕の発言は不適切なものであり、中国国内および世界中の中国人コミュニティーの方々を傷つけてしまったことに今、気づかされました」

「僕の発言によって不快な思いをされた全ての方々に謝罪します。そのような意図は全くありませんでした。僕は中国の方々とその歴史に深い敬意を抱いており、心から申し訳なく思っています」

(高橋智行通信員)