途中出場の久保建英「見せ場がほとんどなかった」敗れたバスクダービー 地元紙が寸評

レアル・ソシエダード久保建英(2024年7月撮影)

<スペインリーグ:ビルバオ2-1Rソシエダード>◇1日◇第11節◇サン・マメス

レアル・ソシエダードの地元紙が、バスクダービーで途中出場した日本代表MF久保建英(25)について、「短時間の出場で見せ場がほとんどなかった」と寸評した。

Rソシエダードは1日にアウェーで行われたスペインリーグ第11節でビルバオと対戦した。前半14分にイニャキ・ウィリアムズのゴールで先制点を許すも、前半30分にスチッチが2026年のヤシン・トロフィー(バロンドール授賞式で最優秀GKに贈られる賞)を受賞した名手ウナイ・シモン相手にミドルシュートで同点にする。しかし、前半終了間際にアランブルが献上したPKをベレンゲルに決められ、再びリードを奪われた。

1点を追う状況下、前節レバンテ戦で出番がなく、2試合連続でベンチスタートとなった久保は後半30分に投入され、右サイドハーフでプレーした。後半41分に中央突破を図ってペナルティーエリア手前でFKを獲得し、その直後に右足でゴールを狙うも相手DFにブロックされた。時折存在感を発揮したが、得点につながるプレーはできなかった。

Rソシエダードは最終的にシュート数で上回ったものの1-2で敗れ、スペインリーグ5試合ぶり、公式戦7試合ぶりの敗北を喫した。リーグ戦成績は11試合6勝1分け4敗の勝ち点19で、欧州カップ戦出場圏内の5位につけている。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保について、「短時間の出場で、見せ場がほとんどなかった。ビルバオでのダービーで求められる強度が欠けていた」と寸評し、採点なしとした。

同紙はチーム唯一のゴールを決めたスチッチをMVPに選出し、4点(最高5点)と高評価。続いて、サール、カルロス・ソレール、オヤルサバル、オスカルソンが3点。レミーロ、アランブル、ジョン・マルティン、ゴロチャテギ、バレネチェア、ゲデスが2点。セルヒオ・ゴメスがチーム最低の1点。トゥリエンテス、エクトル・フォルト、オチエングは久保同様に採点なし。マタラッツォ監督の評価は2点だった。

Rソシエダードは次戦、5日にホームで行われる欧州リーグ・1次リーグ第4節で、中村敬斗が所属するリヨンと対戦する。(高橋智行通信員)