【ナッシュビル(米国)8日(日本時間9日)=佐藤成】サッカー日本代表がFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会のベースキャンプ地に到着し、公開練習を行った。音楽の街として知られる同地にファンが5057人集結。チームは熱烈な歓迎を受けた。
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DF鈴木淳之介(22=コペンハーゲン)は前日のU-19日本代表との練習試合での得点を振り返った。
CKの流れでこぼれ球を押し込んだ形でチーム初得点を奪った。「押し込んだだけなんであれですけど、そういうところに関わっていければいいなとは、いいなとは思ってます」と普段通り淡々と語った。
昨年6月が初招集。昨年10月のブラジル戦や今年3月のイングランド戦に出場するなど信頼は厚いが、絶対的レギュラーをつかんだわけではない。守備陣とはいえ、結果を残すことはわかりやすいアピール材料だ。「そういう数字にこだわれば勝敗にかかる仕事はできるので、常に目指していきたいなと思ってます」。
うれしい再会もあった。U-19日本代表の山口智監督は、湘南ベルマーレ時代に指導を受けた人物。自身をボランチからセンターバックにコンバートしてもらった恩人から「頑張れよ」とエールを送られた。
「すごくお世話になった方だったので、自分もうれしかったですし、本当に久しぶりの再会でしたけど、本当にうれしかったです」
センターバック転向はちょうど2年前の6月。それまではクラブで出場機会がほとんどない若手だったが、一気にブレークし、ここまでたどり着いた。「この立場になったらもうやるしかないので、とにかく結果だけを求めてやりたい」と力を込めた。
この日の公開練習中、ファンの1人が鈴木淳の名前を挙げて「世界でNO・1プレーヤーだ」と叫んでいた。自身は「まだそこまで目立ったことはできてないので、この大会を機にそういう見方に変わればいいなと思ってます」と静かに思いをたぎらせた。


