FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の開幕を控え、日本(FIFAランキング18位)と1次リーグF組の初戦で対戦するオランダ(同7位)が、初出場のウズベキスタン(同50位)と大会前最後の実戦を行った。結果はPKによる得点だけの2-1辛勝。ロナルド・クーマン監督(63)は得点力不足を嘆いた。
14日(日本時間15日)の日本戦まで、あと6日。試合はFWコーディー・ガクポ(27=リバプール)のPKによる2ゴールで同じアジアの代表国を下したものの、ラストプレーで何とか振り切る苦戦となった。
試合後の会見内容を、同国の公共放送NOSが伝えた。クーマン監督は「得点不足が少し頭の痛いところです。今日も、特に前半は2、3回の決定機がありました。サマーフィルがトラップをミスしていなければGKと1対1でしたし、ドニエル(マレン)もゴールの目の前のシュートを外しました。チャンスはつくれていますが、ゴールを決めるのに苦労しています。もっと早い段階でゴールを決めないと、不運な形で引き分けに持ち込まれる可能性もあります」と危機感を強めた。
「チャンスがありながらゴールに入らない時、ベンチに座っている監督としてはどう思われるのですか?」と問われると「そればかりは私にはどうすることもできません。お手上げです」と断言。「あとは信頼し続けるしかありません。ポジティブな面は、チャンスをつくれていることです。ただ、この2試合(対アルジェリア、対ウズベキスタン)を見る限り、流れの中から最低でも3、4ゴールは決めるべきでした。日曜日(日本戦)には決められる、と(チャンスを多くつくっていることを)ポジティブに捉えましょう」とも切り替えた。
現状の課題については「ゴールが(オープンプレーから)生まれなかった。それが、この2試合の良くなかった点です。それは分かっています」と強調し、最後に、今後のスケジュールを確認された際には「まずは(ベースキャンプ地の)カンザスシティーへ行き、その後に(初戦の会場)ダラスです」と柔和な表情で説明した。記者団から「笑顔が見られて良かったです」と声をかけられると、百戦錬磨の名将は「ええ、笑顔を見せるよう心掛けてます」と目を細めていた。


