井上大仁「神経削られた。でもうれしい」/一問一答

<陸上:アジア大会>◇25日◇男子マラソン◇ジャカルタ・ブンカルノ競技場発着周回コース◇42・195キロ

井上大仁(25=MHPS)が2時間18分22秒で金メダルを獲得した。

37キロすぎからエルアバシ(バーレーン)とのマッチレースとなり、勝負はトラックに持ち込まれた。最後の100メートルを切ってからのスプリント。内側から抜きにかかってきたエルアバシと足が絡まる場面もあったが、先頭を譲ることなく、最後は両手を広げてフィニッシュした。エルアバシと同タイムという激闘だった。

以下は、井上との一問一答。

-走り終わってどうですか

井上 神経削られましたね、だいぶ。きつかったです、でもうれしいです。

-最後トラック勝負になった。

井上 ラストスパートでは勝つ自信はあったんで、最後は必死だったんですけど、何とか勝つことができてうれしかったです。

-序盤からスローペースも、ペースの上げ下げがあった

井上 そこは冷静に対応したり、自分で動いてみたり、周りを見たり。まあ冷静に動けた点では最後まで温存できたんじゃないかと思います。

-35キロすぎから何度か仕掛ける場面もあった

井上 そこから行こうと思っていたんで、何回か行こうとしたんですけど、相手の選手が思ったよりも強くて、速かったんで、最後まで我慢だと思って走りました。

-ゴールの瞬間はどんな思い

井上 もうゴールかと思って。でも勝ったって思った瞬間、喜びが爆発しました。

-日本にとっては32年ぶりの金メダル

井上 タイムはお察しの通りだと思うんですけど、勝負に勝てたっていうことと、偉大な先輩たちの後を追いかけてここまでこれたことは、自分にとって今後プラスになっていくんじゃないかと思います。

-レース中、心の持ち用は

井上 1人で走っていたら絶対、何回か(心が)折れそうな場面はあったんですけど、会社の人とか、こっちにいる人とか、日本の方たちのすごい熱い応援のおかげで、最後まで気持ちを振り絞って、集中して走ることができました。