<第88回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 往路を制した東洋大が、復路も5時間26分51秒の大会新記録で制し、総合では従来の記録を8分15秒も上回る大会新記録の10時間51分36秒で2年ぶり3度目の総合優勝を果たした。往路、復路とも大会新記録で制し、初優勝した3年前に続く完全制覇となった。昨年は21秒差で早大に総合優勝を逃したが、今回は10区間中6区間で区間1位となるなど、圧倒的な強さを見せた。2位の駒大との9分2秒差は平成に入って最大差。明大は10区で鎧坂哲哉(4年)が早大を抜き、2位となった63年(昭39)以来、49年ぶりにベスト3となる3位に食い込んだ。早大は4位に沈んだ。5位以下10位までの青学大、城西大、順大、中大、山梨学院大、国学院大が来年のシード権を獲得した。