Pocket<陸上:クイーンズ駅伝

 in宮城

 第34回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会>◇14日◇宮城県松島町文化観光交流館前→仙台市陸上競技場の6区間42・195キロ◇出場26チーム◇天候晴れ、気温1・0度、湿度54%、西北西の風0・8メートル(午後0時15分スタート時、松島観測)

 ダイハツが、12年にマークした3位を上回るチーム最高順位の2位に入った。2区で順位を2位から11位に落としたが、3区のルーキー前田彩里(23)が爆走した。

 「前半は抑えめのペースで入った」というが、最長区間(10・9キロ)でエース級がそろう「花の3区」で9人抜き。再び2位に押し上げた。

 区間賞こそ、新記録でマークし大会MVPにも輝いたデンソーの高島由香(26)に5秒及ばず区間2位。「高島さんに追いつけなかった。まだまだ力が足りずに悔しい」と話したが、日本女子マラソン界の新星は、期待にたがわぬ走りを見せた。

 今年1月の大阪国際女子でマラソン初挑戦。2時間26分46秒の4位で学生記録を更新し一躍、シンデレラガールに躍り出た。

 「タイムはまだ考えていません。優勝です」と目標を話す来年3月の名古屋ウイメンズで、世界選手権代表を狙う。