日本の原田康弘監督は「メダル2、入賞6」の目標を下回る「メダル1、入賞2」に終わったことに「期待に応えられず申し訳ない。世界のレベルが高くなっている」と総括した。

 今大会は男子100メートル決勝進出への準決勝での通過ラインは9秒99だった。短距離の日本勢は自己記録を更新した選手はなく「こういう状況だと次のラウンドに進むのは難しい」と指摘した。

 地元中国は男子400メートルリレーで銀メダルに輝き、女子20キロ競歩では劉虹が金メダルと活況だった。「(躍進は)想像以上。中国とは交流があるので、いろいろ聞いて生かしていきたい」と話した。