引退まで4年しかない!? 青学大の箱根駅伝2連覇に貢献した神野大地主将(4年)が、20年東京五輪のマラソンでメダル獲得後の早期引退を口にした。

 7日、都内の青山キャンパスでの優勝報告会に出席。4月から実業団に進む陸上人生の今後を問われ、「長くやるつもりはない」と明言した。「3代目・山の神」として大学駅伝を沸かせた22歳が、今度はマラソンでの主役の座を狙う。

 太く短く-。細身の神野から、至極明快な目標設定が明かされた。「競技人生を長くやるつもりはないです。才能を全部出し切って、メダルで引退したい」。照準を合わせるのはわずか4年後の東京五輪。その時、まだ26歳。まだ1度もマラソンに挑戦したことがないランナーとしては、早すぎる気もするが…。「東京五輪でメダルを」と話す口調はよどみなかった。