旭化成が18年ぶり22度目の優勝を果たした。

 1区で13位、2区では20位まで順位を落とした。それでも3区で11位まで順位を上げると4区で市田孝が区間賞の快走を見せトップと17秒差の5位に押し上げた。5区では村山謙太がジワジワと差を詰めると9キロ付近でついに先頭に。区間賞の走りで2位に7秒差を付けてタスキリレーした。6区では市田ツインズの弟宏がこれまた快走。区間新記録で2位との差を58秒に広げ独走態勢に。7区アンカー佐々木も安定した走りを見せゴールテープを切った。

 西政幸監督は「悔しい思いをした分、本当にうれしい。みんなが気迫あふれるレースをしてくれた。最後までヒヤヒヤ、ドキドキでした」と話した。

 22度目の優勝は最多。名門が見事に復活した。