倉敷(岡山)が世羅(広島)との激闘を制し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。連覇を狙った佐久長聖(長野)は5位に終わった。

優勝しガッツポーズする倉敷・新雅弘監督(左)とアンカー井田春(撮影・前田充)
優勝しガッツポーズする倉敷・新雅弘監督(左)とアンカー井田春(撮影・前田充)

◆7区=5キロ(西大路下立売〜西京極陸上競技場)


【ゴール】 倉敷・井田が逃げきり、2年ぶり2度目の優勝を飾る。区間賞は倉敷・井田

ゴールテープを切るアンカー倉敷・井田春(撮影・渦原淳)
ゴールテープを切るアンカー倉敷・井田春(撮影・渦原淳)

<最終順位>

(1)倉敷(岡山) +2時間2分9秒

(2)世羅(広島) +14秒

(3)学法石川(福島) +43秒

(4)九州学院(熊本) +1分45秒

(5)佐久長聖(長野) +1分45秒

(6)埼玉栄(埼玉) +1分50秒

(7)八千代松陰(千葉) +2分10秒

(8)豊川(愛知) +3分10秒


(9)洛南(京都) +3分29秒

(10)鳥栖工(佐賀) +3分43秒

(11)仙台育英(宮城) +3分58秒

(12)宮崎日大(宮崎) +4分23秒

(13)西脇工(兵庫) +4分27秒

(14)水城(茨城) +4分31秒

(15)大分東明(大分) +4分37秒

(16)鎌倉学園(神奈川) +5分29秒

(17)遊学館(石川) +5分34秒

(18)松山商(愛媛) +5分49秒

(19)韮山(静岡) +6分11秒

(20)一関学院(岩手) +6分19秒

(21)北海道栄(北海道) +6分30秒

(22)伊賀白鳳(三重) +6分32秒

(23)松浦(長崎) +6分37秒

(24)開志国際(新潟) +6分41秒

(25)鹿児島城西(鹿児島) +6分46秒

(26)西京(山口) +6分53秒

(27)田辺工(和歌山) +6分55秒

(28)秋田工(秋田) +6分55秒

(29)青森山田(青森) +6分55秒

(30)駒大高(東京) +7分5秒

(31)大牟田(福岡) +7分13秒

(32)滋賀学園(滋賀) +7分37秒

(33)智弁カレッジ(奈良) +8分2秒

(34)中京学院中京(岐阜) +8分4秒

(35)関西創価(大阪) +8分34秒

(36)美方(福井) +8分35秒

(37)高岡向陵(冨山) +8分42秒

(38)山梨学院(山梨) +8分51秒

(39)樹徳(群馬) +9分4秒

(40)東海大山形(山形) +9分25秒

(41)那須拓陽(栃木) +9分41秒

(42)出雲工(島根) +10分2秒

(43)つるぎ(徳島) +10分46秒

(44)鳥取城北(鳥取) +11分36秒

(45)コザ(沖縄) +11分57秒

(46)高知農(高知) +12分15秒

(47)小豆島中央(香川) +13分24秒


【3・8キロ】 トップ倉敷・井田と2位世羅・倉本の差が10秒を切る。激しい戦いが続く。トラック勝負か


【3・4キロ】 トップ倉敷・井田がペースを上げ、世羅・倉本を引き離す


【2・5キロ】 トップ倉敷・井田と2位世羅・倉本の差は9秒。3位学法石川は34秒差


【2・0キロ】 2位世羅・倉本がペースを上げ、トップ倉敷・井田との差は5秒


【1・0キロ】 トップ倉敷・井田と2位世羅・倉本の差は12秒



◆6区=5キロ(烏丸紫明〜西大路下立売)


【第6中継所】 倉敷・石原が単独トップでタスキリレー。区間賞は佐久長聖・宮内


(1)倉敷 1時間47分48秒

(2)世羅 +12秒

(3)学法石川 +32秒

(4)八千代松陰 +1分34秒

(5)埼玉栄 +1分35秒

(6)佐久長聖 +1分38秒

(7)九州学院 +1分34秒

(8)豊川 +2分29秒


【2・8キロ】 倉敷・石原が仕掛けて先頭に立つ。世羅・北村も追いすがるが差は開いていく


【2・6キロ】 倉敷・石原が世羅・北村をとらえ、トップ並走


【1・4キロ】 世羅・北村がトップ独走も2位倉敷・石原が10秒差まで迫る


◆5区=3キロ(丸太町寺町〜烏丸紫明)


【第5中継所】 世羅・新谷が単独トップでタスキリレー


(1)世羅 1時間33分7秒

(2)倉敷 +17秒

(3)学法石川  +31秒

(4)埼玉栄 +1分21秒

(5)八千代松陰 +1分34秒

(6)佐久長聖 +1分58秒

(7)九州学院 +2分1秒

(8)豊川 +2分28秒


【1・5キロ】 1位世羅・新谷と2位倉敷・寺元の差は16秒に縮まる


◆4区=8・0875キロ(国際会館前〜丸太町寺町)


【第4中継所】 世羅・ムワニキが単独トップでタスキリレー。ムワニキは22分32秒の区間タイをマーク


(1)世羅 1時間24分23秒

(2)倉敷 +20秒

(3)学法石川 +40秒

(4)埼玉栄 +1分12秒

(5)八千代松蔭 +1分31秒

(6)佐久長聖 +1分58秒

(7)九州学院 +2分4秒

(8)豊川 +2分21秒


【6・3キロ】 先頭の世羅・ムワニキと2位倉敷・若林の差は8秒に開く。3位は学法石川・横田。4位埼玉栄、5位八千代松陰、6位佐久長聖、7位九州学院、8位集団に豊川、鳥栖工


【5・2キロ】 世羅・ムワニキがトップ倉敷・若林をとらえ、一気に抜き去る


【中間点】 トップ倉敷・若林と2位世羅・ムワニキの差は11秒。3位学法石川・横田とは24秒差。6位佐久長聖とは1分差


【3・1キロ】 学法石川・横田が埼玉栄・宮坂をとらえ3位浮上。5位集団に八千代松陰・中園、佐久長聖・宇津野。7位九州学院・佐藤


【1・1キロ】 世羅・ムワニキが埼玉栄・宮坂をとらえ2位浮上。単独トップは倉敷・若林


◆3区=8・1075キロ(丸太町河原町〜国際会館前)


【第3中継所】 倉敷・キプラガットが単独トップでタスキリレー。区間賞は7人抜きの倉敷・キプラガット。大分東明・モゲニは25人抜き、仙台育英・ムセンビは19人抜き


(1)倉敷 1時間1分6秒

(2)埼玉栄 +35秒

(3)世羅 +45秒

(4)学法石川 +45秒

(5)佐久長聖 +49秒

(6)八千代松陰 +54秒

(7)九州学院 +1分16秒

(8)豊川 +1分35秒


【6・6キロ】 先頭の倉敷・キプラガットのペースが落ちる。埼玉栄・佐藤が佐久長聖・服部を突き放し単独2位に


【5・9キロ】 2位集団から佐久長聖、埼玉栄が抜け出し、八千代松陰が遅れる。5位集団では九州学院が遅れ、学法石川、世羅が4位の八千代松陰を追う


【4・9キロ】 先頭の倉敷・キプラガットと2位集団との差が開く


【中間点】 倉敷・キプラガットが単独トップで通過。2位集団の佐久長聖・服部、八千代松陰・石井とは11秒差。4位埼玉栄とは18秒差。5位集団の世羅、九州学院とは41秒差


【2・8キロ】 倉敷・キプラガットが佐久長聖・服部、八千代松陰・石井をとらえトップに浮上し、突き放す


【2・7キロ】 倉敷・キプラガットが埼玉栄・佐藤をとらえ3位浮上


【2・0キロ】 佐久長聖・服部が集団先頭に立つ。4位倉敷・キプラガットは50メートル差に迫る


【1・7キロ】 先頭集団に佐久長聖・服部、埼玉栄・佐藤、八千代松陰・石井の3人。


【1・3キロ】 倉敷・キプラガットが4位浮上


【0・5キロ】 先頭は埼玉栄・佐藤


◆2区=3キロ(烏丸鞍馬口〜丸太町河原町)


【第2中継所】 残り300メートルで先頭に立った埼玉栄・脇坂がトップでタスキリレー。区間賞は学法石川・小指


(1)埼玉栄 37分38秒

(2)八千代松陰 +5秒

(3)佐久長聖 +9秒

(4)世羅 +16秒

(5)九州学院 +20秒

(6)鎌倉学園 +21秒

(7)学法石川 +29秒

(8)倉敷 +33秒


【2・0キロ】 3位集団の佐久長聖・伊藤が仕掛けて抜け出す


【1・5キロ】 3位集団に佐久長聖、九州学院、鎌倉学園、世羅。倉敷は7位集団


【0・7キロ】 八千代松陰・白鳥が埼玉栄・脇坂をとらえ先頭に立つ


◆1区=10キロ(西京極陸上競技場〜烏丸鞍馬口)


【第1中継所】 埼玉栄・白鳥が残り300メートルから突き放し、トップでタスキリレー。区間賞は埼玉栄・白鳥


(1)埼玉栄 29分16秒

(2)八千代松陰 +4秒

(3)佐久長聖 +7秒

(4)九州学院 +15秒

(5)鎌倉学園 +17秒

(6)世羅 +20秒

(7)関西創価 +24秒

(8)倉敷 +32秒


【8・7キロ】 先頭は佐久長聖・松崎と埼玉栄・白鳥が並走


【8・2キロ】 佐久長聖・松崎が集団先頭に立つ


【8・0キロ】 倉敷、九州学院が遅れる


【5・8キロ】 先頭集団は九州学院、倉敷、八千代松陰、埼玉栄、学法石川、佐久長聖、鎌倉学園、世羅、洛南、西京、西脇工、青森山田、関西創価


【5・0キロ】 佐久長聖・松崎、倉敷・八木らの先頭集団が14分37秒で通過


【4・5キロ】 佐久長聖・松崎が集団先頭の九州学院・井川につく


【4・0キロ】 仙台育英・吉居が先頭集団から6秒遅れる  


【2・5キロ】 九州学院・井川、八千代松陰・佐藤、世羅・梶山、鎌倉学園・児玉が集団の先頭


【1・0キロ】 集団先頭の九州学院・井川が2分51秒で通過


【スタート地点】 午後0時半に47チームが一斉にスタート。田辺・野村を先頭にマラソンゲートを出る

全国高校駅伝・男子がスタートし、西京極陸上競技場を出る1区の選手たち(撮影・前田充)
全国高校駅伝・男子がスタートし、西京極陸上競技場を出る1区の選手たち(撮影・前田充)

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◆男子出場チーム



地区代表校出場回数
北海道北海道栄3年ぶり9度目
青森青森山田3年連続24度目
岩手一関学院24年連続28度目
宮城仙台育英5年連続29度目
秋田秋田工6年連続24度目
山形東海大山形2年連続16度目
福島学法石川8年連続10度目
茨城水城10年連続13度目
栃木那須拓陽3年ぶり9度目
群馬樹徳初出場
埼玉埼玉栄2年連続38度目
千葉八千代松陰3年ぶり11度目
東京駒大高初出場
神奈川鎌倉学園初出場
山梨山梨学院8年連続18度目
新潟開志国際初出場
長野佐久長聖21年連続21度目
冨山高岡向陵2年連続19度目
石川遊学館10年連続11度目
福井美方4年連続29度目
静岡韮山67年ぶり3度目
愛知豊川5年連続6度目
三重伊賀白鳳15年連続30度目
岐阜中京院中京11年連続38度目
滋賀滋賀学園3年ぶり11度目
京都洛南4年連続25度目
大阪関西創価初出場
兵庫西脇工2年ぶり30度目
奈良智弁カレッジ2年連続2度目
和歌山田辺工初出場
鳥取鳥取城北4年連続5度目
島根出雲工23年連続27度目
岡山倉敷41年連続41度目
広島世羅15年連続48度目
山口西京26年連続31度目
香川小豆島中央3年連続3度目
徳島つるぎ3年連続28度目
愛媛松山商3年連続12度目
高知高知農3年連続43度目
福岡大牟田2年連続41度目
佐賀鳥栖工9年連続43度目
長崎松浦6年ぶり2度目
大分大分東明8年連続17度目
熊本九州学院15年連続38度目
宮崎宮崎日大初出場
鹿児島鹿児島城西初出場
沖縄コザ2年ぶり8度目