陸上日本選手権の女子1万メートルが19日、大阪市内のヤンマースタジアム長居で開催された。日本選手権(6月27日開幕、福岡)から分離され、この日のセイコー・ゴールデングランプリ大阪終了後の会場で行われた。

6月より気象条件に恵まれることが分割開催の理由で、女子は鍋島莉奈(25=日本郵政グループ)が31分44秒02で優勝。ラスト1周で同じ所属の16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)代表鈴木亜由子とのスパート合戦を制して、勝利を飾った。鍋島は、今秋の世界選手権ドーハ大会の参加標準記録31分50秒00を突破した。