札幌での五輪マラソンは市中心部の周回コースを検討

札幌市での開催が決まった2020年東京オリンピック(五輪)のマラソンについて、大会組織委員会が周回コースとする案を軸に検討を進めていることが13日、関係者への取材で分かった。大通公園を出発し、市中心部を2周する案が有力で、コスト削減と警備の効率化を進める狙いがある。

国際陸上競技連盟も周回コースを推しており、今後札幌市や北海道などとの調整に入る見通しだ。組織委は12月3日に始まる国際オリンピック委員会(IOC)理事会までに発着点を含むコースや日程を固めることを目指している。

近年の五輪や世界選手権のマラソンは、観戦のしやすさも理由に、周回コースで行われるのが主流。12年ロンドン五輪は中心部、16年リオデジャネイロ五輪は海沿いを周回するコースだった。東京で予定されていた五輪コースは、都心の観光名所を組み込む「巡回型」で周回部分はなかった。(共同)