ロシア陸上4選手からメルドニウムの陽性反応

 ロシア陸連のシリャフチン会長は21日、同国の陸上選手4人が1月から世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物に加えられたメルドニウムに陽性反応を示したと明らかにした。選手名は公表していないが、AP通信などによると、女子400メートルのナジェジダ・コトリャロワらトップ選手から検出されたという。

 競技力向上効果があるとされるメルドニウムは不整脈などの治療にも使われ、テニスのマリア・シャラポワが陽性反応を示すなど、これまで少なくともロシアの16選手で違反が発覚している。

 組織的なドーピング違反が発覚したロシアは8月のリオデジャネイロ五輪に同国陸上選手の出場が危ぶまれているが、ムトコ・スポーツ相はタス通信に「五輪の準備とメルドニウムは別の問題だ。リオ五輪に出る選手には最低3回の検査を義務付ける」と弁明した。