桐生スタート失敗で4位 反応速度は8人で最遅

4着に終わった桐生はテレビインタビューを待つ間に悔しそうな表情を浮かべる(撮影・松本俊)

<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎>◇8日◇等々力陸上競技場◇男子100メートル◇日本陸上競技連盟主催◇川崎市、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社共催◇セイコーホールディングス株式会社特別協賛

 桐生祥秀(20)は10秒27で4位に終わった。

 桐生はスタートに失敗した。「ピストルの音が(自分の)予想よりも早くきて、出遅れた」。号砲への反応速度は8人で最も遅い0秒184。改良したスタートを出す前に流れを失って10秒27の4位。「敗者は何をいってもいいわけになる。最終的に勝てばいいと思うので、次に勝ちます」と話した。