ウォルシュ400m大会新45秒84 五輪に気合

男子400メートルでリオ五輪出場を狙う東洋大のウォルシュ・ジュリアン

<陸上:日本学生個人選手権>◇第1日◇10日◇ShonanBMWスタジアム平塚

 陸上の日本学生個人選手権第1日が10日、神奈川・ShonanBMWスタジアム平塚で行われた。男子400メートル準決勝でウォルシュ・ジュリアン(19=東洋大)が全体トップの大会新45秒84を記録。リオデジャネイロ五輪参加標準記録45秒40には届かなかったが、今日11日の決勝に進んだ。

 ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ19歳は「記録を狙いにいったけど出なかった。常にいける手応えはある。最後の150メートルで余裕を持っていけるか」。5月のセイコーゴールデングランプリでは自己記録の45秒68で優勝。東洋大2年で1学年上の桐生と行動を共にすることが多く「2人でリオにいければ。決勝でまた狙いにいく」と気合十分だ。

 その桐生も、今日11日の男子100メートルにエントリーしている。日本選手権(24~26日、瑞穂)前最後のレースで状態を確認する。