関東学生連合・照井明人が10区で“幻の区間賞”

ゴールテープを切る関東学生連合10区の東京国際大・照井(撮影・足立雅史)

<第93回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 オープン参加の関東学生連合の10区照井明人(東京国際大4年)が1時間10分58秒で“幻”の区間賞となった。

 順大の作田(4年)が1時間11分で区間賞を獲得。照井のタイムは参考のため記録には残らない。照井は「区間賞を出す自信はありましたけど、まさか本当にそんなタイムを出せるとは」と、驚きを隠せなかった。

 びっくりしたような、うれしそうな顔はすぐに真顔に戻り「後輩たちには予選会を突破して、箱根駅伝を走ってもらいたいです」と、エールを送った。前回大会では、東京国際大は予選を突破して箱根駅伝に出場しており、照井は3区を走り区間13位だった。