東海大、シード権死守「意地を見せることができた」

10位でゴールする東海大10区林(撮影・山崎安昭)

<第93回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

 東海大は往路15位から巻き返し、10位に滑り込んでシード権を死守した。

 7区では数少ない4年の石橋が区間賞の走りで11位まで順位を上げ、流れを引き寄せた。「最後の最後で4年生の意地を見せることができた」と誇らしげに話した。

 16人のメンバーに8人の1年生を登録。往路に4人、復路に1人を起用した。1区2位の鬼塚以外は期待したような実力を発揮できなかったが、大舞台を踏んだ経験は今後の財産となりそうだ。

 両角監督は「1年生をしっかり鍛えたい」と表情を引き締めた。