桐生祥秀 200m予選通過も棄権 前日発熱、頭痛

<陸上:世界選手権選考会兼静岡国際>◇3日◇静岡スタジアム◇男子200メートル

 陸上の桐生祥秀(21=東洋大)は体調不良のため棄権した。

 予選を向かい風0・3メートルの21秒01で2組2着で通過。しかし、その後、棄権届けを提出した。東洋大の土江コーチによると、前日2日から熱があったという。今朝には36度4分まで下がったため出場したが、予選終了後に頭痛が出たため大事を取った。

 桐生は日本人初の100メートル9秒台を狙い、先月23日の出雲陸上、同29日の織田記念国際と連戦で出場していた。土江コーチは「体は大丈夫。気疲れがあるのかな」と話した。13日のダイヤモンドリーグ上海大会には予定通り出場する。