女子短距離は市川2冠「タイムこれから伸ばしたい」

女子200メートル決勝 23秒63で100メートルに続き2冠を達成する市川(右)、左は2位今井(撮影・清水貴仁)

<陸上:世界選手権代表選考会兼日本選手権>◇最終日◇25日◇大阪市・ヤンマースタジアム長居◇女子200メートル決勝

 女子200メートルは、市川華菜(ミズノ)が100メートルとの2冠を達成した。

 カーブの終わりで6連覇していた福島に並ぶと「『行くだけ!』と思った」。直線でもスピードを落とさず、23秒63で初優勝をたぐり寄せた。23秒10の世界選手権参加標準記録には及ばず「本当にうれしいけれど、タイムは(福島を)全然超えられていない。これから伸ばしたい」。つかんだ自信を次のアジア選手権(7月、インド)に生かす。