石田裕介400障害「後半勝負」でギリ世界陸上切符

男子400メートル障害で世界陸上参加標準記録を突破する49秒35で優勝した石田(右)。左から野沢、松下(撮影・河野匠)

<陸上:南部忠平記念>◇9日◇北海道・札幌厚別公園競技場◇男子400メートル障害ほか

 男子400メートル障害で日本選手権2位の石田裕介がまさに間一髪で初の世界選手権代表を確実にした。49秒35のタイムは世界選手権の参加標準記録と同じだった。

 188センチの恵まれた体格が武器。本格化の兆しを見せる早大の22歳は「タイムが出せてうれしい。後半勝負だと思っていた。それがうまくいった」と語った。