ケンブリッジ飛鳥、世界陸上で「決勝に行きたい」

世界陸上日本選手団壮行会の記念撮影で笑顔を見せる、左から藤光、多田、ケンブリッジ、飯塚、桐生(撮影・河野匠)

 来月4日に開幕する陸上の世界選手権(ロンドン)の男子100メートル代表ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)が21日、東京・英国大使館で行われた日本選手団の壮行会に出席した。

 日本選手権で痛めた右ハムストリングは順調に回復へ向かっており「決勝に行きたい気持ちが強い」とリオ五輪で果たせなかった舞台へ進むべく意気込んだ。

 男子400メートルリレーでは金メダルを目標に掲げ「そこを目指してやっていきたい」。リオ五輪ではアンカーだったが、先日まで山梨県内で実施された男子短距離合宿ではバトンを渡す練習もしたという。どの順番でも走れる準備をしている。バトンワークも「今のところ難しいと感じてはない」と笑顔で話した。