東京五輪陸上女子400金のカスバートさんが死去

 五輪の陸上女子で4つの金メダルに輝いたオーストラリアのベティ・カスバートさんが多発性硬化症による闘病の末に死去したと同国陸連が7日、明らかにした。79歳だった。1956年のメルボルン五輪で100メートル、200メートル、400メートルリレーで優勝。64年の東京五輪では400メートルで金メダルを獲得した。

 闘病で車いす生活を余儀なくされたが、2000年のシドニー五輪では聖火リレーに参加して公の場に姿を見せた。