大迫傑「勝つレースを」目標は日本の空気感に慣れる

福岡国際マラソンの会見に出席した、前列左から川内、深津、大迫。後列左から佐藤、神野(撮影・上田悠太)

 20年東京五輪の代表2枠を決めるグランドチャンピオンシップの出場権が懸かった福岡国際マラソン(3日)の有力選手会見は1日、福岡市内で行われ、男子長距離界のエース大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が「勝負に勝つレースをしたい」と意気込んだ。

 15年世界選手権銀のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)ら豪華メンバーがそろったが、実力を出せば勝負できる自信をにじませた。4月のボストンに続き、これが2度目のマラソンで国内デビュー戦となる。東京五輪へ向け「日本の空気感、レースに慣れる」と独特な目標を掲げた。