桐生試走「なかなかない」東洋大に室内80m走路

東洋大・川越キャンパスに完成した室内走路で走る桐生祥秀(右)と宮本大輔(撮影・上田悠太)

 陸上男子100メートルで9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(22=東洋大)が29日、埼玉県内の東洋大・川越キャンパスに完成した室内走路を試走した。

 長さは80メートルあり、雨天時でもスタート練習や短距離のダッシュが可能となった。卒業後の4月以降も同大に拠点を置く桐生は「日本の大学でここまで素晴らしい室内練習場はなかなかない」と気に入った様子だった。大学側に建設を要望した東洋大の土江コーチは「トップスピードで加速過程のトレーニングができる」と口にした。