荒井広宙、世界競歩チーム選手権は強豪と力関係測る

ガッツポーズする前列左から池田向希、藤沢勇、山西利和、後列左から丸尾知司、高橋英輝、松永大介、荒井広宙(撮影・上田悠太)

 世界競歩チーム選手権(来月・中国)の代表合宿が20日、都内で公開された。

 17年世界選手権銀メダルで50キロ代表の荒井広宙(29=自衛隊)は「順調に来ている。調子は悪くない。自分の力を出し切って、30キロ以降、余力があれば出るぐらいの気持ちでやりたい」と話した。今大会は「東京五輪に向かっての指標」と言い、世界の強豪と力関係を測る舞台とする。

 世界競歩チーム選手権はジャカルタ・アジア大会の代表選考も兼ねているが、同代表は辞退する意向。「1度体を作り直したい」と強化に専念し、20年東京五輪での飛躍を目指す。