福島千里「環境変わり新たな気持ちでスタート」

 ジャカルタ・アジア大会日本代表選手選考会を兼ねた陸上の織田記念国際(広島)に向けた主力選手の共同記者会見が28日、エディオンスタジアムで行われた。

 女子100、200メートルの日本記録保持者、福島千里(29=セイコーホールディングス)が、今年の国内初戦で再スタートを切る。今年1月から男子の山県亮太がいるセイコーホールディングスに入社しており、会見では「環境が変わり新たな気持ちでスタートラインに立てている」とすがすがしい表情で話した。

 プロとして活動していた昨年は、日本選手権で市川華菜(ミズノ)に短距離2種目で敗れ女王の座を奪われ、世界選手権代表も逃すなど苦しいシーズンを過ごしたものの、昨秋から山県と同じ、仲田トレーナーに師事し、筋力を増加。最高のお手本を身近に感じながら、さらなる進化につなげている。今年は早くも海外で2大会に出場し、11日のシンガポール・オープンでは11秒57で優勝した。同大会、過去3年連続で棄権しているが「初戦ではないというのが大きい。今年でいい印象になる競技場になればいい」と話した。

 今年の目標をジャカルタ・アジア大会に置いている。「この先にある日本選手権、アジア大会に向けていいスタートが切れればいいかなと思う」と意気込んだ。