多田3位「これが現状」1位永田と100分の2秒差

男子100メートルで3位の関学大・多田はガックリ(撮影・山崎安昭)

<陸上:日本学生対校選手権>◇第3日◇8日◇川崎・等々力陸上競技場◇男子100メートル決勝

自己記録10秒07を持つ17年世界選手権男子400メートルリレー銅メダリストの多田修平(22=関学大)は3位だった。

向かい風1・4メートルの条件下、10秒36。1位永田駿斗(22=慶大)に100分の2秒差で敗れた。多田は「これが現状。結果的にはいい形で終われなかったが、出せる力は出し切った。冬に鍛え直したい」と糧にした。来年3月の卒業後も競技はもちろん続ける。進路については「これから考えていきたい」と話した。