世界リレー大会が来年日本開催、東京五輪の予行演習

男子400メートルリレーで優勝し日の丸を肩に掛けて笑顔を見せる、左からケンブリッジ、桐生、多田、山県(2018年8月30日撮影)

世界リレー大会(来年5月11、12日)が日本で開催される方向で最終調整されていることが6日、日本陸連幹部ら関係者の話で分かった。会場は日産スタジアム(横浜)。主催する国際陸連から正式に認可され、今月中旬にも発表される。

男子400メートルリレー日本代表は20年東京五輪金メダル獲得へ最高の予行演習となる。同大会は10位以内なら、19年世界選手権(ドーハ)の出場権を獲得できる。米国、ジャマイカなど世界トップの国が参戦する可能性は十分。ホームの観衆、重圧の中、世界大会の緊張感を味わえる場となる。

過去3大会を実施していたバハマが第4回大会の開催国を返上し、国際陸連は日本、中国、ジャマイカを代替地に挙げていた。前回大会は世界35カ国が集結し、男女400、800、1600、3200メートル、男女混合1600メートルリレーの9種目を実施。盛り上がり必至のリレーの祭典がくる。