東大近藤「焦った」箱根予選前に左ひざ故障していた

<第95回箱根駅伝予選会>◇13日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園◇21・0975キロ(ハーフマラソン)

東大の近藤秀一(4年)が予選会を走り終え、「8月の終わりに左ひざをケガして、3週間前に走り始め、何とかスタートラインに立つことが出来た」と故障明けだったことを明かし、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

近藤は過去、関東学生連合に3回連続でメンバー入りし、前回の94回大会では本戦にエントリーされたが、インフルエンザで出場を逃した。前回から出場資格が「本戦出場経験がない選手」に変更され、最後の箱根に挑戦する。「今年は1番、焦った。(関東学生連合のメンバーには)ちゃんと走れば入れるかと思っていた」と箱根路に強い意欲を見せた。