川内優輝、箱根予選会ハーフマラソン化の意義を強調

昭和記念公園を日本代表のユニホームを着て、疾走する川内優輝(撮影・上田悠太)

<第95回箱根駅伝予選会>◇13日◇東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園ハーフマラソン(21・0975キロ)

川内優輝(31=埼玉県庁)が、母校の学習院大の応援に駆け付けた。

川内は予選会後、報道陣の取材に応じ、今回の予選会から、距離が20キロから21・0975キロのハーフマラソンに延びたことについて、その意義を強調した。12月2日の福岡国際マラソンには、参加資格にはBグループ「ハーフマラソンで1時間10分以内」とに設定されている。川内は、その点を踏まえ「(予選会に出場した)344人の学生が今日(福岡国際参加資格の設定タイムを)切った。箱根駅伝本戦に出ていない学生も、大舞台に出る資格が得られるのは大きい」。

川内は母校の後輩達の前で即席カメラマンになると「ラスト! 1、2、3」と声をかけて集合写真を撮り「OK!」と笑った。その後、日本代表ユニホーム姿で公園を走った。