桐生が来季早め始動を検討 世界ランク導入にらむ

陸上教室に参加した子どもたちとともに写真に収まる桐生(撮影・戸田月菜)

陸上男子100メートルで9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(22=日本生命)が来季の始動を早める検討をしている。

桐生を指導する土江コーチが27日、今後導入される世界ランキングをにらみ「2月の室内レースも鍵」と話した。昨季は例年より遅い5月の初戦だった。桐生は1週間前から冬季練習を開始し、アテネ・オリンピック(五輪)男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏(44)とのトレーニングも、従来の週に1回から週2~3回に増やし「まずは体作りから」と意気込んだ。