東海大・小松陽平MVP 8区で22年ぶりの区間新

区間新の快走を見せガッツポーズする東海大8区小松陽平(撮影・足立雅史)

<第95回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109.6キロ)

8区で最古の区間記録を更新した東海大の小松陽平(3年)が最優秀選手賞(金栗賞)を獲得した。1時間3分50秒の快走で、区間新記録を22年ぶりに更新。創部59年目の初優勝の原動力になっていた。

8区では97年の古田哲弘(山梨学院大)が1時間4分5秒を記録して以来破られていなかった、箱根駅伝の中で最も古い区間記録を15秒塗り替えた。

ゴール後は「1997年というのは自分が生まれた年なので、まさか自分がこんな大記録を更新するとは思いませんでした。これ以上ない仕事をしました。100点満点です」と充実の笑みを浮かべていた。