愛知2区藤中8人抜き「前の集団に追いつこうと」

3年ぶりの優勝を果たし、笑顔を見せる愛知の選手たち。左から1区荘司麻衣、2区藤中佑美、3区阪井空、4区古川璃音、5区永井美希、6区山本有真、7区小笠原安香音、8区林那優、9区鈴木亜由子、米田勝朗監督(撮影・前田充)

<全国都道府県対抗女子駅伝>◇13日◇京都・西京極陸上競技場発着(9区間=42・195キロ)

愛知が、地元京都との激しい首位争いを振り切り、3大会ぶりの優勝を果たした。

京都と2秒差でたすきを受けたアンカー鈴木亜由子(27=日本郵政)が6キロ手前でトップに。そのまま差を広げ、独走でテープを切った。鈴木は「みんながいい位置でたすきをつないでくれたおかげ。ありがとうの思いで走りました」。

9位から8人抜きの首位でつないだ2区の藤中佑美(17=光ケ丘女高)は「前の集団に追いつこうと考えて。最後は亜由子さんなら絶対行けると、安心して見ていました」と話した。