小原怜、日本人トップの2位にも「不完全燃焼です」

大阪国際女子マラソン 日本人トップの2着でゴールする小原怜(撮影・上田博志)

<陸上:大阪国際女子マラソン>◇27日◇ヤンマースタジアム長居発着

小原怜(28=天満屋)が2時間25分46秒(速報値)で日本人トップの2位だった。今大会唯一となる20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月)の権利を持つ。その実力を証明した。優勝はファツマ・サド(エチオピア)で2時間25分38秒(速報値)だった。

最初から強気に先頭集団で攻めた。ハーフを1時間11分42秒で通過。30キロを1時間42分21秒で走ると、その後も粘った。

16年名古屋ウィメンズマラソンで1秒差で田中智美(31=第一生命)に敗れ、リオデジャネイロ五輪の出場を逃した。その田中にも先着。MGCへ弾みを付ける安定感を見せたが、小原は納得していなかった。

小原は「正直、不完全燃焼です。これからしっかり課題を持って取り組める大会になった。積極性を意識していたが、なかなか動きを出し切れなかった」と話した。その上でMGCに向けて「しっかり世界と戦う意識を持って臨みたい」と誓った。

小原は18年3月の名古屋ウィメンズで2時間27分44秒、同9月のベルリンで2時間27秒29秒。国際陸連が記録を公認する大会で上位2レースの平均が2時間28分00秒以内などの選手に与えられる「ワイルドカード」でMGC出場を決めていた。