競歩高橋英輝が5連覇、世界選手権代表に内定

日本選手権男子20キロ競歩で5連覇した高橋英輝(左)と2位の池田向希(撮影・松本航)

<陸上:日本選手権20キロ競歩>◇17日◇神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース

男子で高橋英輝(えいき、26=富士通)が1時間18分0秒で5連覇を果たした。1時間20分0秒の派遣設定記録を突破しての優勝で、世界選手権(9~10月、ドーハ)代表に内定した。

残り500メートルで2位の池田向希(東洋大)を振り切り「ラスト20~30メートルで初めてそのように(勝てると)思った。イライラせずに、流れが来るのを待てた」と落ち着いたレース運びが光った。

女子も岡田久美子(27=ビックカメラ)が1時間28分26秒で5連覇し、世界選手権の切符をつかんだ。