アジア選手権V桐生祥秀が帰国「10秒10は遅い」

カタールから帰国して囲み取材に応じる桐生

陸上のアジア選手権男子100メートルで日本人初優勝を果たした桐生祥秀(23=日本生命)が24日、カタールから成田空港に帰国した。

昨季は思うような結果が出ずに悩んだが「今シーズンは『あれではやばい』と危機感を持ってやっている」と奮起して優勝。来月19日に行われるセイコー・ゴールデングランプリ大阪に向けて「10秒10は遅い。出るレース数を考えると東京五輪はあっという間。しっかりと上げていきたい」と話した。27、28日に行われる織田記念は疲労を考慮して出場を見送る。