多田修平2位「まだまだダメ」今後の課題はスタート

織田幹雄記念国際陸上競技大会 男子100メートルA決勝 10秒21で2位となる多田修平(左)(撮影・清水貴仁)

<陸上:織田記念国際>◇28日◇エディオンスタジアム広島◇男子100メートル決勝

自己記録10秒07を持つ多田修平(22=住友電工)が追い風1・2メートルの条件下、10秒21で2位となった。優勝は10秒19を記録した白石黄良々(きらら、22=セレスポ)だった。

予選で10秒43(向かい風0・4メートル)と振るわなかった多田は、決勝前にスタートを見直した。これまでは顔を上げていたが「首をストンと落とすような感じ」。決勝のレース後には「予選は最悪だったけれど、しっかりいい練習をすれば、上がってきそう。まだまだ自分の中では(スタートが)ダメ。中盤で離して、後半はそのスピードをキープしていきたい」と今後の課題を分析した。