アジア金の井上大仁「勝ちに来た」駆け引きにも自信

MGC公式記者会見の質疑応答に応じる井上(撮影・滝沢徹郎)

男女上位2人が20年東京オリンピック(五輪)のマラソン代表に内定する「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(15日)の出場全40選手による会見が13日、都内で開かれた。

男子で昨夏のジャカルタ・アジア大会金メダルの井上大仁は「勝ちに来たので、そういうレースができればいい」と言った。ペースメーカーがいないだけに駆け引きも重要になるが、酷暑のジャカルタではトラック勝負で勝利。「誰が動くにしてもハンパな選手はいない。どう立ち回ればいいかは周りよりも経験がある」と自信を漂わせた。大迫、設楽、服部と4強が勢ぞろいした会見に「今後も何度もぶつかると思う。1回1回勝ちたい。10日前はめちゃくちゃ緊張していたけど、今はいい意味で開き直った。いつもと同じことをやるだけ」と口にした。