サニブラウン「あいつらは速い」リレー侍銅メダル

男子400メートルリレー決勝、桐生からバトンを受けて力走する4走のサニブラウン(撮影・河野匠)

<陸上:世界選手権>◇第9日◇5日◇ドーハ・ハリファ競技場◇男子400メートルリレー決勝

日本は37秒43の3位でアジア新記録。銅メダルを獲得した。メダルは前回の銅に続く2大会連続となった。

1位は37秒10のアメリカ、2位は37秒36で英国が入った。

第1走者の多田修平(23=住友電工)は「小池さんとケンブリッジさんが走れなくて、その代わりとしてメダルが取れて良かった」。第2走者の白石黄良々(23=セレスポ)は「(多田とのバトンは)普段から練習しているので心と心がつながって、いいバトンパスができたと思う」と話した。

第3走者の桐生祥秀(23=日本生命)は「予選から高いレベルの戦いだと分かっていた。本当は狙っていたのはこの色(のメダル)ではないが、東京五輪に向けて勝ちたい意欲が増した。(アジア記録には)よかったしか言えないですね」。第4走者のサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)は「あいつらは速いですね。やっぱり。ノアもそうですけれども、イギリスのミッチェルも。みんなが速い中で、いかに自分の走りをして、いかにこういう舞台で戦っていけるか。いい経験になったと思う。色は違えど銅メダルでアジア記録なので、そこに関しては、来年に向けていい経験ですし、来年はもっと日本の舞台でいい走りができるのかなと思います」と語った。