川内優輝の自身99回目は12位「余裕なくなった」

福岡国際マラソン 2時間12分50秒、12位でゴールする川内優輝(撮影・今浪浩三)

<MGCファイナルチャレンジ兼福岡国際マラソン>◇1日◇平和台陸上競技場・香椎折り返し(42・195キロ)

世界選手権代表のプロランナー、川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)は、自身99回目となったマラソンで2時間12分50秒の12位と結果を残せなかった。

29位に沈んだ世界選手権(ドーハ)対策で「粘る練習で距離をいっぱい踏んだことで、スピードに余裕がなくなった」と言い、「10~11月までスピードを追い込んだが、これまでしか行けなかった」とスピード不足を敗因に掲げた。

ただ「今季不調の中、シーズンセカンドベストが出せたので、2週間後の防府にはピタッと合って来ると思う」と前向き。12月15日開催の防府読売マラソンに出場予定で「シーズンベストを出せるぐらいの走りをしたい」と意気込んだ。