JR東日本・大隅が1区区間賞「力をためていた」

スタート地点の群馬県庁前を出発する37チームの選手たち(撮影・平山連)

<陸上:第64回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)>◇1日◇群馬県庁前発着(7区間100キロ)◇37チーム

1区で大隅裕介(26=JR東日本)が、34分37秒で区間賞を獲得した。

8キロ過ぎから、茂木圭次郎(旭化成)小山直城(ホンダ)と3人で先頭争い。残り約1キロでロングスパートに出た小山にしっかりとついて、ラスト300メートルで逆転。そのまま2位茂木に2秒差、3位小山に5秒差をつけて、2区につないだ。区間記録34分16秒(マーティン・マサシ)まで21秒というハイペースになった最初の区間を制した。

大東大出身の大隅は「最初は想像以上に速かったが、落ち着いてレースができてよかった」。終盤、3人でのレースについては「ラストは誰かがいくと思ったので、対応できるように力をためていた。最後はいくだけ。できるだけ前にいくだけと思った」と振り返った。