青学大3年ぶり往路V!2区岸本好走4区吉田区間新

大平台駅前をトップで通過する青学大・飯田(撮影・横山元保)

<第96回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107.5キロ)

青学大が5時間21分17秒の新記録で3年ぶり4度目の往路優勝を飾った。

1区はトップの創価大と17秒差の7位とやや出遅れたが、花の2区に抜てきされた1年生の岸本大紀が1時間7分3秒の好タイムで走り、トップに浮上した。

3区は1時間を切る59分25秒の驚異的な区間新を出した東京国際大のケニア人留学生イエゴン・ヴィンセント(1年)に抜かれ1分21秒差の2位に落ちたが、4区で再び首位に順位を上げた。初の箱根路に臨んだ青学大の吉田祐也(4年=埼玉・東農大三)が1時間0分30秒の区間新記録をマークした。この日、2区で区間新記録を樹立した相沢晃(東洋大)が昨年記録した、4区の区間新を24秒更新した。

山登りの5区も飯田貴之(2年)も1時間10分40秒で、3年ぶりの総合優勝へ王手をかけた。