来年の東京マラソン、エリート選手のみ開催は考えず

3月1日、東京マラソン兼東京五輪代表選考会で2時間5分29秒の日本記録でゴールする大迫傑

来年3月7日の東京マラソンを巡り、一般参加を取りやめ、2年連続でエリート選手だけでの開催が検討されているとの一部報道について、同マラソンを主催する財団の事務局は28日、現段階では「一般の部を中止し、エリートだけでの開催は考えていない」とした。

その上で「あらゆる形での開催を検討していく」とも述べた。新型コロナウイルス感染予防の観点から、例年通り約3万8000人の一般ランナーが走るのは難しい。大会規模を縮小する形での開催を模索している模様。社会情勢も踏まえながら、今後の判断をしていく。