中村匠吾好走で富士通V貢献「冬にマラソン1本を」

第3区 第4区の坂東悠汰(左から2人目)にタスキを渡す富士通中村匠吾。右から2人目はGMO吉田祐也(撮影・たえ見朱実)

<東日本実業団対抗駅伝>◇3日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園の周回コース◇(7区間76・4キロ)

東京オリンピック(五輪)男子マラソン代表の中村匠吾(28=富士通)が3区(16・8キロ)で好走し、チームの2年ぶりの優勝に貢献した。

2位でタスキを受けると、まずは力を温存。前半は抑えて走り、5人による2番手集団を形成した。公園内を4周回するコースで、3周目から徐々に先頭との差を詰めてラストスパート。差はわずかながらもきっちり先頭でタスキを渡した。

チームはその後トップを守り切り、昨年17位と大敗した悔しさを晴らした。中村は、「最長区間の3区でトップに立っていれば優勝できると、監督から言われていた。区間賞は取れなかった(区間4位)が、トップに立てて流れはつなげたかなと思う」と納得顔を浮かべた。

年内のレースはこれで最後で、次戦は来年元日のニューイヤー駅伝を予定。その後については、「来年の五輪までに、冬に国内でマラソンを1本走りたい」。

東京五輪で海外の強豪と勝負するにはスピード強化が重要と考えている。「スピードの持久力を上げることをテーマに、順調に準備が出来ている」とうなずいた。【奥岡幹浩】