青学大5区竹石尚人、19年と同じ山登りでブレーキ

小田原中継所で5区竹石(右)にたすきを渡す青学大4区佐藤(撮影・鈴木みどり)

<第97回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)

5区の山登りで、王者青学大の竹石尚人(4年)が大ピンチに陥った。

14キロ過ぎで、2度もストップし、足を伸ばすストレッチを行った。17キロ過ぎでも、左のつま先を引っ張る動作でストップ。19年の5区でも、同じような状態で、3位でたすきを受け取ったが、区間13位とブレーキ。往路6位と、チームが12位と惨敗する要因をつくってしまった。

前回の20年は左足の負傷で、エントリーに漏れ、最終学年で箱根を走れなかった。そのリベンジのために、あえて留年。実質“5年生”としてこの日の山登りに挑んでいた。